ここ数年の間で、年々人気が高まっているのが家庭菜園!
ホームセンターでの売上げも右肩上がりなのだそうですよ。
そのせいか春に売り出される野菜の苗の種類もどんどん増えていて、今は1000種類以上もあるんだそうです。
品種改良も進んでいて、初心者でも簡単に育てれるように改良されているんです。
我が家も数年前から家庭菜園をしているんですが、収穫ももちろん楽しいんですが、実がなるまでの育てて最中がまた楽しいんですよね。
家庭菜園、挑戦してみたいんだけど、何から始めれば?
前々から気になっているけど、植物って育てたことなくて、、、失敗しそうで。
なんて不安に思っている人向けの「家庭菜園の始め方」がはなまるマーケットで紹介されていました!
最近は道具もダイソーなどである程度買い揃えれるのでお手軽で、植付けるには今(5月)が一番なんです。
家庭菜園初心者におススメな野菜は?
NHKの趣味の園芸「やさいの時間」でお馴染み、たまに「世界一受けたい授業」などにも出演されている藤田 智先生が言うには、「初心者の方にはミニトマトの栽培を薦めています!」とのこと。
※↓藤田先生の本です。
藤田智の菜園スタートbook 秋冬&春準備編―やさいの時間 (生活実用シリーズ NHK趣味の園芸/やさいの時間) | ||||
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ミニトマトは害虫が付きにくく、実がなりやすいからだそうです。
私も初めて育てた野菜はミニトマトでしたが、ちゃんと収穫できました!
しかもスーパーのトマトよりもとても美味しくて甘くて感動ものなんです。以来、家庭菜園にすっかりはまった私です。
ミニトマトの苗はホームセンターなどに行くと、20~30種類もの品種が出回っています。
甘みが強いものや、旨みの強いコクのある味のもの、酸味とのバランスが良いものなどなど色々売られてて、何も買えば良いのなら悩みますよ~。
私は毎年違う品種を色々試してみますが、どれも全部甘くて美味しかったので、まず失敗な苗はないかと思ってます(^∇^)
今回藤田先生がチョイスしたのは「サントリー本気野菜 ピュアスイートミニ」という苗でした。
甘みが強いトマトだそうです。
※サントリーの本気野菜シリーズはホームセンターに並んでいるかと思います。
※ちなみに大玉トマトはミニトマトに比べると栽培期間が長く、若干難しい面があるので、初心者さんはミニの方を選ぶのが良いかと思います。
2ヶ月たつとこんな状態になって、収穫期の全盛期を迎えます。
一つの苗で、うまく育てれば100~120個のミニトマトを収穫することができるんです♪
誰でも簡単!ミニトマトの植付け方
《準備するもの》
- ミニトマトの苗
- 鉢…8.7リットル
- 培養土…適量
- 鉢底石…適量
- 支柱…1.8m
- ひも(麻ひも)…30cmほど
※鉢の底に、こんな感じの穴の空いた底板が入っていたら、”鉢底石”は入りません。
通常の鉢を使う場合は、土がもれないように、鉢底ネットをして、水はけを良くするために鉢底石を敷きます。
《植付け手順》
1: 培養土を鉢に入れます。
袋から直接入れてOK!
鉢のフチから2~3cmぐらい下まで培養土は入れます。
すり切れいっぱいに入れてしまうと、水やりをした時にあふれてしまうので要注意です。
→軽く鉢をトントンと地面に数回打ち付けると、土が少し沈みますので、その分培養土を足しましょう。
2:植え穴をあける。
スコップ(移植ゴテ)で、鉢の真ん中に苗を植える穴をあけます。
→ちょうど、苗のポットがちょうどスッポリと入るくらいの深さにするのがポイント。
深過ぎたり、浅過ぎたりしない方が無難です。
3:苗を植え付けます。
ポットに入った苗を、二本の指(ちょうどVサインの指)で根元をはさみます。
そのまま上下をひっくり返して、ポットを抜きます。
根の回りの土を崩さないように、穴に入れて、回りの土を寄せて、軽く押さえます。
4:支柱を立てます。
鉢の淵に沿って、3カ所に支柱を立てます。
→1本立てるよりも安定感があるので、3本立てるのがオススメ。
立てた支柱の上を紐で束ねてしっかりと結びます。
これで植え付けま完了!
3週間もすればこれぐらいに成長します。
ミニトマト栽培の育て方
ポイントは4つ!
《1:水やり》
土の表面が乾いたら、たっぷりと鉢の底から水がこぼれてくるくらい水をやります。
→必要以上にやり過ぎると根腐れを起こしてしまうので要注意。
例えば雨が降りそうなのにその前にたっぷりあげてしまったり、土が全然乾いてないのに朝夕欠かさず水をやり続けたりした場合などがやり過ぎ注意報です。
→トマトは元々、乾燥に強い野菜なので、実をつけ始めると若干乾き気味の方が甘いトマトになります。
《2:誘引》
茎は放っておくと横にどんどん伸び散らかり、ポキッと折れたりします。なので”誘引”という作業を行います。
“誘引”とは茎と支柱を紐で結んで育つ方向を誘う作業のことです。
→ポイントはきつく結ばないこと。
茎に紐をかけて3回紐をひねり、支柱に1回巻きつけて結びます。
こんな感じに余裕を持たせないと、茎は生長と共に太くなるので、紐が食い込んだり、固定し過ぎて折れてしまうので要注意。
→誘引は生長に合わせて、茎が伸びたらその都度行います。
《3:わき芽を取る》
トマトは放っておくと葉と茎の間からわき芽がどんどん伸びてジャングル化してしまいます。
そうなると、茎や葉にばかりが育ち、肝心の実に栄養がいかなくなってしまうので、横から伸びるわき芽は取ってやることが大切です。
→わき芽はなるべく小さいうちに取る方が、トマトへの負担が小さいです。
《4:追肥》
“追肥”とは、肥料をおいおい足してやること。
→お手軽なのは液肥。表示通りに水で薄めたものを1週間に1回程度2リットルを目安にやります。
→藤田先生オススメの液肥はハイポネックスです。
水やり面倒!って人にはこんな便利グッズも!
《給水キャップ》…1個105円
ペットボトルに水を入れて、フタ代わりに給水キャップをはめて、土に差しておくと、徐々に水が出ていくんだそうです。2~3日は大丈夫!
《水やり当番》…480円
これは、片方の先を水の入ったペットボトルに差して、もう片方を土に差しておくと、水を勝手に吸い上げてくれるので手間いらず!
2~3日は大丈夫!
こういったものを利用すれば、負担を軽減できて良いですよね。
今日から育てるキッチン菜園読本 | ||||
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