中居正弘の『金スマ』のスペシャル(2011年8月26日放送)で森三中の大島美幸さんと放送作家の鈴木おさむさん夫婦が、あの大人気の“タニタの社員食堂のレシピ”でどれだけ痩せることができるのか?を検証していました!
※追記
2011年9月9日放送の大島美幸&鈴木おさむ夫妻が痩せたというタニタ定食のレシピはこちらに詳しくまとめられています!
⇒一ヶ月 タニタ定食ダイエットのレシピ
タニタの社員さんが、タニタの食堂で昼食を摂るだけで痩せた!と話題になりましたよね。
その社員食堂のレシピ本はなんとシリーズ累計233万部も売れたんだそうですよ!
そこで、『金スマ』が考えたのは、タニタの社員さんが昼食だけで痩せたのなら、
1日3食ともタニタの社員食堂レシピの食事を食べ続けたら一体どれだけ痩せるのだろう?
ってことで挑戦したのが、鈴木おさむさんと森三中の大島さん夫婦だったんです。
タニタの社員食堂 レシピダイエットのルールは簡単!
今回の”金スマ”の企画のテーマは
『肥満に悩む夫婦(鈴木おさむ&大島美幸)が1ヶ月間、1日3食タニタの社員食堂のレシピの料理を食べ続けたら一体どれだけ痩せるのか?』
です。
このダイエットのルールはとっても簡単です。
『毎食、タニタの社員食堂のレシピで作られた食事を食べること!』
これだけ。
もちろん間食はダメですが、それ以外は嬉しいことがいっぱいです。
我慢や努力だけのダイエットではありません。
- 運動は一切しなくてOK!
- 食べる時間は自由!
- 1食たった500kcalなんだけど、満腹になれる!
- たった500kcalの食事なのに美味しい!!
こんなに簡単で、ただ食べているだけでダイエット、本当にできるの?
と心配になるくらいですが。。。結論から言うと、鈴木おさむ&大島美幸ご夫妻二人合わせては1ヶ月でなんと15kgも痩せてました!
食事管理をきっちりするだけでこれだけ痩せることができるんです。
「正食」はとても大切なんですね。。。
タニタ社員食堂のレシピでダイエットした結果
●大島さんの1ヶ月のダイエット結果【85.3kg→80.8kg(マイナス4.5kg)】
●鈴木おさむさんの1ヶ月のダイエット結果【98.8kg→88.7kg(マイナス10.1kg)】
しかもただ体重が減っただけではありません!
大島さんも鈴木おさむさんもこのタニタの社員食堂レシピダイエットを始めて1週間もすると、体の調子がとても良くなったと何度も口に出していました!
体の疲れが一晩寝るとスッキリ取れていて驚いたそうです。
1ヶ月ダイエットの後半にもなると、二人とも代謝が良くなったのかとても汗がよく出るようになったそうです。
鈴木おさむさんは、マッサージに行ったら驚くほどの汗をかいたのだそうです。
大島さんにいたっては、始めは足りなかった食事の量だったのが、全部食べきれなくなるくらいになったとか。
この状態になった意見を専門家に聞くと、
『よく、胃が小さくなったとか言われているいますが、胃の大きさが変わるワケではないんです。ただ体が少ないカロリーでも動けるようになって、大量の食事が必要なくなっただけなんです。』
とのこと。
そしてなんと言っても、今回のダイエットを通じて『食べるものの大切さ』を学んだと言ってました。
食べるもので、ここまで体が変わるのか!と驚いたと。
ただ健康な物を3食しっかり食べるだけで、痩せて健康になれるんですから、まさに奇跡のタニタ社員食堂ですね!
タニタの社員食堂 レシピの隠れワザ
タニタ社員食堂レシピのスゴイところは、1食たった500kcalの食事なのになぜか『満腹』になるところにあると思います。
《隠れワザ1》【野菜を大きめ切る】→噛む回数を増やすため
噛む回数を増やすことで、ゆっくり時間をかけて食べることができます。
そうすれば、満腹中枢を刺激することができるのです。
満腹中枢が刺激されると、大して食べなくても「お腹がいっぱいになった」と感じることができるようになるのです。
これがスローフードのメリットの一つですね!
逆のパターンが、早食いの場合。
たくさんの量を一気に食べても20分たたないと満腹感は得られないのです。
満腹中枢が刺激され始めるのは、食べてすぐではありません。
血糖値が上がってから刺激が始まるので、時間がかかります。
だから、血糖値が上がる前にたくさん食べると、必要以上に食べてしまうのです。
早食いは禁物!なんですね。
《隠れワザ2》【野菜を固く茹でる】→噛み応えアップ
野菜を大きめに切ると同時に固めに茹でることで噛み応えをアップさせて早食いを防ぐことができます。
《隠れワザ3》【余計な油分はとにかくカット】→カロリーダウン
例えばコロッケは、油で揚げません。
先にパン粉を少量のバターで炒めてこんがりさせてから、コロッケに付け、オーブントースターで焼くことでカロリーを大幅に下げることができます。
普通のコロッケに比べてマイナス158kcalです!
他にもお肉を使う場合の工夫はこんな感じ。
- お肉を炒める時は油を引きません!お肉の脂で炒めます。
- ひき肉を使う場合は普通のひき肉ではなく、赤身のひき肉を使います。
- 豚ロースなどの脂の塊りの部分は取り除きます。
- 豚バラ肉を使いたいところを赤みの多い豚もも肉を使います。
- 鶏肉の脂肪の多い皮は取り除きます。
- むね肉、ささみなどをできるだけ使うようにする。
から揚げを作る時は、油を吸う衣は限りなく薄くします!
(衣になる小麦粉を最後にまぶす時、茶漉しで薄くふりかけてました!)
いろいろ工夫されているのに感心しました。
ちなみに、1ヶ月の食事の中でも牛肉は使われていませんでした。
お肉は鶏肉中心で、魚も多く使われていて、たまに豚肉が出る感じでした。
《隠れワザ4》【食物繊維の多い野菜を副菜で使う】→血糖値を上げにくい=太りにくい
今回の1ヶ月の間に多くでた食材は
- ブロッコリー
- オクラ
- ひじき
だったようです。
この3品に共通して言えるのは、食物繊維が豊富なこと。
食物繊維を多く摂ることで便通が良くなるので、代謝アップに繋がり、コレステロール値や血糖値が下がります。
すると体調がだんだんと良くなってくるんだそうです。
《隠れワザ5》【カッテージチーズで代用】→普通のチーズは使いません
カッテージチーズは簡単に手作りできて、コクを出す役割をしてくます!
ピザ用チーズと比べても-292kcal!けっこうなカロリーダウンにつながります。。。
《隠れワザ6》【1食10品目以上使う】→栄養のバランスが大切
摂る栄養が偏っていると、せっかく摂っていても体のためになりません。
たとえば、カルシウムを吸収するにはビタミンDが必要です。
なので、カルシウムだけ摂っていてもダメなんですね。
そういう感じで考えると、栄養は偏っていてはダメということになります。
バランスよく摂ることが大切なんですね。
細かな、でも大切なところをしっかり抑えた食事になっていて、小さな積み重ねがダイエットにつながるんだと再認識させられました!
ただカロリーの数値を下げれば良いってもんじゃない
タニタの社員食堂レシピはどれも500kcalに抑えています。
だったら、どんな食事でもとりあえず毎食500kcalに抑えれば良いのでは?
と思ってしまうかもしれませんが、大きな間違いのようです。
大島さんは1ヶ月のダイエット中、1日だけ仕事でグルメロケがありました。
タニタ社員食堂のレシピ以外の物を食べなくてはならかったのですが、とにかくその日食べたものを徹底的に調査して、カロリー計算し、その過剰に摂ってしまったカロリーを夕飯から引いて、1日のカロリーは1500kcalにしてつじつまを合わせました。
だけど、翌日、タニタ社員食堂レシピの料理を食べていた鈴木おさむさんは着実に体重が減っていたにも関わらず、大島さんは0.5kg体重が増えてしまってました。。。
同じカロリー数しか摂っていなくても、こうゆう結果がでてしまうんです。
つまり、ただ単にカロリーを抑えるだけではなく、バランスの取れた食事内容があって、その上でカロリーを抑えることが大切ってことが分かります。
1ヶ月のダイエットの後は。。。
1ヶ月のダイエット終了後二人ともリバウンドどころか、さらに数キロずつ痩せてました!
と言うのは、『食』の大切を知って、意識が変わって食事に気をつけるようになったのだそうです。
タニタの社員食堂レシピの料理を食べ始めてたった1週間ほどで、二人とも体の調子が良くなって、疲れが早くとれるようになったり、体が楽なったと実感し、「食事内容を変えるだけでこれだけ体が楽になれるのなら!」と思ったようです。
それから、ドカ食いが大好きな大島さんも意識を変えたようです。
結局は自分の意識を変えること!これが一番のダイエット効果なのではと感じさせられました。
食習慣を変えることは、始めは多分馴れなくてつらく感じることがあるかも知れませんが、そこを乗り越えさえすれば、嬉しいことだらけなんですねーと改めて感じることができる番組でした!
色々活用してみようと思いました!