キャベツには、ビタミン類が豊富に含まれています。
中でも特徴的な成分はビタミンKとビタミンU。
胃腸薬の名前で有名な「キャベジン」とはキャベツに含まれるビタミンUの別名のようで、その薬効を取り入れたものなんですね。
胃腸薬の名前になるくらいに、このビタミンUは胃壁の粘膜を丈夫にし炎症や潰瘍を予防してくれるんです。
ビタミンKは血液凝固作用があり、潰瘍で出血した傷口を塞いでくれる働きがあります。胃腸に優しい成分もりもりですね。
でもどうやらビタミンUは熱に弱いようです。生食で摂らないとダメみたいですねぇ。
キャベツには他にビタミンCがずば抜けに含まれています。これも熱に弱いので、生でキャベツを食べるのは大事ですね。
でも生ばっかりだと体を冷やしそうなので、その時その時に合わせて調理するのが良いのかな。
あとビタミンCはキャベツの中心部の方がたくさん含まれていて、外側の緑色の部分にはカロテンが豊富なようです。中と外で栄養の含有量が違うので、これも頭に入れて料理したいですね。
胃腸障害の時は生ジュースにした方が良いようです。キャベツをそのままジューサーに入れて冷やして飲むのが効果的なのだとか。もし飲みづらい時は、りんごを加えたり、オレンジやグレープフルーツなんかも一緒に入れて飲むと良いかも知れません。
二日酔いや胸焼け、胃もたれたれなんかには葉を数枚布きんに包み、上から潰して絞った青汁をそのまま飲むらしいです!
野菜は本当に薬ですね。今度から高い胃薬を薬局で買わなくすむかも知れないなぁ。豆知識大切です!