食用にも薬用にも使われているショウガ。食用の使い方はだいたいは分かるのですが、薬として使うのは、しょうがをたっぷり入れたチャイや、普通に紅茶に入れて、ジンジャーティーなどしか思いつきません。

しかししょうがは昔から、台所の薬として色々な症状に合わせて使われていたようです。こんなふうにも使えるんですよ!

風邪をひいたら(体がひえてるなぁと感じたら)しょうが湯

しょうが湯をつくります。しょうが1かけ(10g)ぐらいをすりおろして、熱湯を加えてできあがり。熱々を飲みます。飲みほしたら、暖かくしてゆっくり休みましょう。

布団に入るのが一番ですね!

咳やノドが痛みがある風邪にはハチミツしょうが湯

ハチミツしょうが湯。上記のしょうが湯にハチミツを混ぜるだけです。こちらの方が飲みやすいので、子供の頃は好きでした。

熱が出ている時にはしょうがくず湯

葛粉を水で溶いて、火にかけて、少しトロリと粘ってきたら砂糖とすりおろししょうがを加えて混ぜ、飲みます。これはお腹で熱が少し長持ちするので、ぽかぽか度アップですね。

乗り物酔い、二日酔いにはしょうが湯

ショウガは中医学で「吐き気止めの王様」といわれているそうです。漢方の生薬にもよく生姜が使われているんですね。
なので、薬がない時はしょうが湯を飲んでみましょう。

夏バテで食欲がない時、胃腸の調子が変、下痢気味、お腹が痛い時にはしょうがのしぼり汁が良いようです。しょうが50g~100gぐらいをすりおろして、しぼり汁をそのまま飲む。ってのは少しキツいですよねぇ^^;でも飲むそうです。

お湯で割ったり、ブランデーを加えるなどしても良いみたいですよ。

胃痛の時には黒焼き

これは胃痛でも激痛の時はお医者さんに行ってくださいね。少し痛む時に良いようですよ。生姜を薄くスライスしたものを5~6枚アルミホイルに包んで焼いて、器に入れて、少し熱湯を上からかけるようです。そしてこの上澄みを飲むと、痛みが治まるそうです!

肩こりにはしょうが湿布

しょうがとにんにくを各1かけづつすりおろして、これに小麦を混ぜ、耳たぶのやわらかさになるまで練り合わせます。これをガーゼやペーパータオルに薄く伸ばして、肩こり部分に貼るそうです。
乾いたら張替えます。

打ち身にはしょうがでマッサージ

しょうがをすりおろしてしぼった汁を打ち身に塗りこんで、ゆっくりマッサージすると良くなってくるようですよ。


生姜にはこんなに用途があったんですね~。全く知りませんでした。二人暮らしだと、生姜をたまに使い切れなくて、腐らせてしまうことがあるので、試してみる価値あるかも知れないです。

●しょうがの栄養・効能はこちらから

※追加です。

豚のしょうが焼きを美味しくするポイントは生姜にあったんです!色んな働きがあるんですねぇ。
ショウガのパワーはまだありました!