玉ねぎは、カリウム、亜鉛、リン、ビタミンB1、B2、Cなどを含みます。
でも栄養の量としてそれほど期待できるほどではないのです(ノ´~`)ノ
でも、玉ねぎにはほかにはない魅力があるんです♪
それが、玉ねぎに含まれるあの独特の刺激臭硫化アリル。
ものすごい薬効とも言える効果が期待できるんです。
脇役に徹している玉ねぎですが侮れませんよ~。
玉ねぎの硫化アリルにはまず、血液サラサラ効果があります。
こちらは別にまとめてあるので、そちらをどうぞ。
●食べ方によっては効果なし!?血液サラサラ効果を出す、玉ねぎの使い方
血液サラサラ以外の働きはこんなにあります。
疲労回復、そして精神安定
ビタミンB1は、糖質を素早くエネルギーに変える栄養素です。
毎日摂りたい栄養素なのですが、水溶性のため体外に排出されるのも早いのが難なところ。
ビタミンB1が不足してしまうと脚気、記憶力の低下、注意散漫、イライラなどの症状が現れ、全身のエネルギー不足になり、疲労物質(乳酸)が体内に溜まり、だるさ、肩こり、腰痛、食欲不振などを引き起こしたりするのです(ノ´~`)ノ
硫化アリルは、そんなビタミンB1と結合すると「アリチアミン」となります。
アリチアミンはビタミンB1を体内に長く留めることができますので、ビタミンB1の吸収を助ける働きがあるのです。
なので、硫化アリルはとても助かる存在なのです。
ビタミンB1を多く含む食品の豚肉(主に豚ヒレ)やウナギの蒲焼、ハム、かつお、大豆などと一緒に食べると効果的だと思います。
食欲増進・夏バテに効果的
硫化アリルには胃の働きを助け、食欲増進させる働きがあります。
強い殺菌・抗菌作用があるので、体が弱っている時に良い働きをしてくれるでしょう。
生活習慣病の予防効果
硫化アリルは血液中の脂質を減らす働きがるので、インスリンの分泌促進、抗酸化作用などに効果的なのです。
糖尿病の予防、免疫機能の向上、がんの予防などに役立つと言われているのです。
調理にも役立つ
肉や魚の生臭みの成分と反応し、臭みを抑えてくれる働きもあります。
玉ねぎには旨みもいっぱい含まれているので、日本で言う「出汁」の役割もしてくれます。
西洋ではブイヨンとしても調理の幅を広げていますよねぇ。
※しかしこの硫化アリルはとっても熱と水に弱いことを忘れてはいけません。
上の方にも書いたのですが、その内容は別にまとめてありますので良かったらどうぞ~。
●食べ方によっては効果なし!?血液サラサラ効果を出す、玉ねぎの使い方
玉ねぎがメインの料理レシピは↓こちらです。
●オニオンスープグラタン 基本レシピ