昨日の世界一受けたい授業(2010年8月14日放送)の3時限目は家庭科!
『食べ物がもっと美味しくなる旬の科学!食べ方や時間で旬が操れる!』
でした。

教えてくれたのは徳江 千代子 先生(東京農業大学客員教授)。
著書は

などです^^

料理を専門的に学べば学ぶほど思うんですけど、料理って科学だなぁ~って。
そしてその科学で”旬”の美味しさをコントロールすることだってできちゃうです♪

“科学”って聞くと、拒否反応を起こしてしまう人も多いかも知れませんが^^;
全く難しい話じゃなくて、お婆ちゃんの知恵袋みたいなことが、科学的にも根拠があるよって程度のことなので、知っておくとお得ですよ(^-^v

昨日の世界一受けたい授業(2010年8月14日放送)→公式HP
『食べ物がもっと美味しくなる旬の科学!食べ方や時間で旬が操れる!』

格別に美味しいオクラが味わえる方法

それは超簡単!
茹で時間2分にすると、格別に美味しいオクラが味わえるのだそうです!

イカ刺しは切り方で美味しさが変わる?!

世界一受けたい授業 イカ刺しのきり方

イカ刺しが美味しいと感じるのは『タテ切り』

イカは横に筋肉繊維が通っているので、タテ切りしてその繊維を断ち切ることで、旨みの素の“アミノ酸”が出てくるのだそうです^^
なので、美味しく感じることができるのだそうです♪

あと、繊維を断ち切ると歯ごたえは大丈夫?と思ってしまいますが、イカの身の裏についている”薄い膜”が残っているので、タテ切りにしてもタテの繊維が残るで、歯ごたえも感じることができるきり方になるのだそうです♪

秋刀魚を美味しく焼き上げる方法

ポイントはグリルに入れる”向き”にあるのだそうです。

グリル内の温度は、

  • 奥→温度が高い
  • 手前→温度が低い

といった状態になっているのだそうです。

世界一受けたい授業 秋刀魚の焼き方

なので、奥に火の通りにくい頭側、手前に焦げやすい尾になるようにグリルの網に乗せて焼くことで程よい焼き加減になるのだそうです。

鮭の切り身、美味しいのはどの形?

スーパーで見かける鮭の切り身ってこんな形がよくありますよね?
一般的に美味しいと言われるのはどちらだと思いますか?

世界一受けたい授業 鮭の切り身の選び方

それはBの先端が細くなっている形の切り身!
この切り身は、鮭のお腹の部分なので脂がたっぷりなんです^^

世界一受けたい授業 鮭の切り身の選び方

Aの方の切り身は鮭のシッポに近い部位なので、脂分が少ない身になっているのです。
好みに合わせて、選んでください♪

ジャガイモをより美味しく食べる方法

ジャガイモは茹で方でも美味しさが変わるようなんです。

そのポイントは“水”からゆっくり茹でること!

先のオクラのように『地上で育つ野菜』は、熱湯でサッと加熱すればOKなんだけど、ジャガイモのように『土の中で育つ野菜』熱湯で茹でると芯が生のまま残ってしまうのです。

ジャガイモは30~65℃くらいになると、でんぷん分解酵素が働いて”糖”になって甘みを増して美味しくなります^^
なので、この温度の時間をゆ~っくりとって茹でることで、糖分が出て美味しいジャガイモになるのだそうです♪
なので水から茹でるのがベスト!なのです。

注意したいのは、
先に皮をむいて茹でると、糖分が水に出ていってしまうことになるので、皮をつけまま茹でる方が美味しく茹で上がるのだそうですよ♪

玉ねぎは切り方で味が変わる?!

玉ねぎはきり方を変えるだけで色々な料理にあうように美味しくできるのだそうです。

例えは、カレーなどのしっかり歯ごたえを残したい料理では、玉ねぎの繊維に沿ってタテ切りをすると良いのです^^
すると、繊維が残った状態なので、加熱してもシャキッとした食感になるそうです。

世界一受けたい授業 玉ねぎの切り分け方

手早く炒めたい時や、サラダにしたい時繊維に対して直角に切ると、繊維が断ち切られるので加熱しやすくなり、食感も滑らかになります。

世界一受けたい授業 玉ねぎの切り分け方

さらに玉ねぎ特有の“辛み成分”が”甘み”に変わるので、美味しくなり、生食にも向くようになるのだそうです。

缶詰にも食べごろがある?!

缶詰にも実は旬があるのだそうです。
それはだいたい製造されてから1年くらいたった缶詰なんだそうですよ!

1年くらいたった缶詰の中身は味が程よく馴染んで、旬になり、美味しくなるのだそうです。

でもだいたいの缶詰は”製造日”がかかれていません。。。
そこで、チェックするのは”賞味期限”。

ほとんどの缶詰の賞味期限は3年なのだそうです。
なので賞味期限がのこり2年のモノを購入すれば旬を味わえるってワケなのです^^


なるほどなるほどなことがいっぱい紹介されていたので、ぜひ参考にしてみたいと思います^^