お月見ですねぇ。
うちの近所にある” 石山寺 “では毎年この季節になると
” 秋月祭 “が行われます。
石山寺 の月見堂から見る” 月 “は近江八景の1つでもあるんです。
今年の 石山寺 の 秋月祭 は9/13~9/15です。
昨日の天気予報では、今日の夜は雨で明日は一日中曇りの予報だったので、
さっそく昨日の夜に、 お月見 がてら秋月祭に行ってきました~♪
夜の石山寺は初めてです。
石山寺と言えば、あの” 源氏物語 “を執筆した
” 紫式部 “のゆかりあるお寺としてとても有名なんです。
その紫式部が源氏物語を執筆して今年で1000年なんだとか!
なので、今石山寺では” 源氏夢回廊 “と言う展示会が開催されてました。
1000年ってすごいですよね!
展示会場のスタッフの方のお話によれば、
今からちょうど1000年前に、紫式部がこの石山寺に訪れて、
石山寺から見える月を見、源氏物語の構想を思い付き、執筆に至ったのだとか。
あまり歴史が得意でもなんでもないし、漫画でしか源氏物語を
読んだことのない私なんですが、
1000年たった今でも語り継がれ、人々を魅了している源氏物語の
浪漫(ロマン)のようなものをしみじみ感じれましたよ。
特に” 未来千年館 “で、滋賀在住のロボットクリエーター高橋さんって
方が作られた、紫式部をモチーフとした”MURASAKI”って言うロボットを見た時、
あぁ、1000年って月日は本当に流れていて、紫式部はまさか自分のロボットが
できるなんて思ってもなかったろうに…それどころか今の世界をみたら
異次元なんだろうなぁって、今までの1000年、そしてこれから1000年後の
ことなんかを考えつつ、しみじみ見学してきましたヽ(´▽`)ノ
で、肝心のお月見なんですが、月見堂まで登ってみると、
雲が多くて見えない!え~~ってなったんだけど、
ちょうど、イベントの一つ” 天河 “って言う、和太鼓・二胡・横笛などで
演奏するライヴが始まったので、誘われるように味のある音に聞き惚れていたら、
帰り際には、お月さんが顔を出してくれました!
ありがとう♪って感じで、ゆっくりお月見ができました♪
そしてお月見をするとやっぱり食べたくなってしまう、和菓子…。
帰りに寄ったのが、ここでも何回か紹介している” 茶丈藤村 “。
秋月祭に合わせて、今だけ21時まで開いていたんです♪
本わらび餅に黒蜜をかけて食べ、美味しいお茶を頂いて、帰りには
月見をモチーフにしたどら焼きをお土産に帰りました。
“石山の秋月”って名前のどら焼きです↓
毎晩出ているはずのお月さんなんだけど、
特別な日に、特別な場所で、特別な気持ちで見るお月さんは
なんでかとっても美しく見えるもんです。
目に映るものは全て心が感じ、映し出しているものなんだなぁと
ほっこりじんわりを味わったお月見でした♪
茶丈藤村の過去記事↓
滋賀の和菓子屋ー茶丈藤村1
滋賀の和菓子屋ー茶丈藤村2
■茶丈 藤村のお店情報■
●住所 〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1-3-22
●電話 077-533-3900
●営業時間 9:00~18:00
●定休日 火曜(祝日の場合は営業)
●藤村のHP