お昼過ぎてやっと空も明るくなってきました~。でも今日はなんだか肌寒いです。
早く暖房いらずの生活をしたいです(ノ´~`)ノ 滋賀は寒い~。
温まろうと思い、今日も朝から贅沢にゆっくりお茶を淹れました。
今日のお茶は鳳凰単叢(ほうおうたんそう)。
広東省の鳳凰山で採れる茶葉で作る烏龍茶(青茶)です。
「単叢」とは「一本の木」と言う意味で、樹によって茶葉の持つ香りが違うため、一本の樹の茶葉だけでお茶を作るという意味の名前らしいです。
鳳凰単叢には実際色々な香りの特徴から名前が付けられています。
- 黄枝香(こうしこう)
- 芝欄香(しらんこう)
- 蜜欄香(みつらんこう)
といった感じ。
それぞれ、マスカットの香りや蘭の香りにたとえられた名前なんですが、実際にマスカットや桃や花の香りを付けたような甘い香りが口や鼻に広がるので、たまりません!
そして今日飲んだのは酔佳人(スイジャーレン)と言う名前の付いた鳳凰単叢。私も初めて聞いた種類です。
どうも発酵を浅く仕上げた茶葉と発酵を深く仕上げた茶葉を作り、最後に両方を合わせて仕上げる独特な製法の茶葉のようです。
これは、飲むときには口当たりが軽く、すっと入っていく感じなのですが、飲んでしまうとゴツンとした重みや渋みを感じれるようにバランス良く仕上げられているんですねぇ。
果実や花のような香りが広がって、とても優雅な気持ちになれます。
お茶の楽しみである、ほろ苦さ、甘さ、香ばしさを全部一通り堪能できる、とても面白いお茶でした。お茶はすばらしいなぁぁぁヽ(´▽`)ノ
今中国には全く信用がありません。本当に何も信用できない状態です。
うちにある中国茶の茶葉はほとんど、信用のおける中国茶の先生が、自らが中国の農家に足を運び、それこそ信用できるすばらしい茶葉を厳選して買って来てくれているものを分けて貰ってます。
こんなに美味しく素晴らしい茶葉を丁寧に丁寧に作られている農家の方もおられるのに、心無いお金儲けしか考えていない人達や、むちゃくちゃなやり方をする国のやり方で、本当に心ある生産をしてる方が可愛そうで仕方ありません!
早く今の事態に気づいて、中国の本当の良いところを世界に見せて欲しいですね。そんな簡単なことではないのだけれど、美味しいお茶を飲む時にいつもいつも感じるのです。中国にもちゃんと心ある人もいてるのです!