私はフランスパンをはじめ、ハード系のパンが個人的にとても好きなんですが、天然酵母の手作りパンなどを購入すると、2~3日でカッチカチになることもありますし、すぐにパサついてしまいます。。
そもそも防腐剤など余計なものが使われていない自家製のパンは、そんなに日持ちしません。だからと言って毎日買いに行けるもんでもありません。。
けどパンは毎日少しづつ食べたいものですよね。。
パン職人藤森二郎さん(ビゴ東京・オーナーシェフ)曰く、
「そんな時におススメなのがアルミホイル保存!そして食べる時はアルミホイルトースト!」
なんだそうです。
そんなパンを長く美味しく楽しめるコツをまとめたいと思います。
(※NHK・あさイチで紹介された内容の一部です。)
パンの冷凍保存の仕方
買ってきたパンは帰ったらすぐに食べやすい大きさに切って、アルミホイルに包んで冷凍するのが一番良いんです。
本当は焼きたてのホカホカ状態で冷凍するのが良いのですが、自分で作らない限りムリですよね。
なので、帰ったらできるだけすぐが良いのです。
《パンの冷凍保存の仕方》
1:食べやすい大きさに切ります。
※フランスパンなどは2cmほどが良い。
2:アルミホイルを大きめ(長め)に切って、切ったパンをしっかりと包んで密閉します。
できたら一つずつが理想です。
2~3枚ずつでもOK。
3:これで、後は冷凍庫に入れて凍らせるだけです。
1~2週間じゅうぶんにもちます。
※アルミホイルで包むと、水分も空気も通さないので、パンが乾いたり湿ったりすることなく冷凍できるので、アルミホイルに包むのが一番なんだそうです(^∇^)
冷凍したパンを美味しく焼く方法
これも簡単!
アルミに包んだまま、予熱したトースターに入れて焼くだけです。
目安は180度で3分。
3枚まとめ焼く場合は、180度で5~6分を目安に!
トースターの機種やパンの大きさ、厚みで時間は調節しましょう。
ポイントはあらかじめトースターを予熱しておくことです!
すると焼き上がりは、外はカリカリ、中はふわふわの焼き上がりになるんです。
トースターを予熱しておく理由
あらかじめトースターを余熱しておくと、アルミに包んだパンを入れた時、ホイルが一気に温められます。
すると、中のフランスパンも外側から加熱され、水分が素早く蒸発するのでカリッと焼けます。
でもパンの中の方はゆっくりと熱せられて水分が保たれるのでふんわり加熱されるのです。
余熱をしなかったら、一気にフランスパンの表面が加熱されないので水分が蒸発せずにべちょっとした仕上がりになってしまう可能性があるんだとか。。。
クロワッサンの冷凍したものを加熱する場合は、
アルミホイルを少し開けて水分が外に出るようにして、170度で5~6分を目安に加熱すると良いそうです。
このアルミホイルを使うと良いメカニズムが分かっていると、ホームベーカリーで焼きすぎた時も、美味しく保存できて良いですよね(^∇^)