美文字王子こと青山浩之さん(横浜国立大学教育人間科学部准教授・書家)が伝授する「クセ字」を改善するポイントをまとめたのが『美文字三原則』です。(参考:あさイチ)
今は文字を書く機会がめっきり減ったんですが、、、それでも文字を書かないとダメな時ってたまにありますよね。。
子育て中の方ならあるあるだと思うんですが、子供の連絡帳に記入する連絡事項。。。
タテ書きだし、先生の文字がキレイだと恥ずかしくて、なんとなく悲しくなりますよね。
でもこんなに丸文字の方でも、『美文字三原則』を意識して1時間ほど練習するだけで、けっこう改善できてました!
(※最後に写真UPしておきます(^∇^))
私もものすごくクセのある字で、最近真面目に書かないといけないシーンでとても恥ずかしかったので、試してみようと思い、ポイントをまとめてみました。
1.隙間均等法
キレイに見える美文字の基本テクニックだそうです。
例えば、上の連絡帳の写真の方ですが、見事な丸文字です。
この文字は隙間が詰まり過ぎだそうです。
「読」という文字は特に隙間が無く、安定に見えてしまうんだとか。。
でも逆に、この隙間を均等にバランス良くするだけでも美文字に近づくことができてしまうのです。
練習は方眼用紙などのマス目のあるものがおススメだそうです。
バランスの取り方が分かりやすいからです。
隙間に赤丸を入れて、気をつけるようにして書くと、どんどん良くなってきます。
さっきの丸文字と同じ方が書いた文字なんですが、正に別人ですね。。。
2.指トレ
ペンの持ち方を正して、指の稼動域を広げるトレーニングです。
ペンを握り込んで書く人などペンを正しく持てていない人が多いようです。
そんな人は、手首を動かして書いていたりするので、細かい線をバランス取りながら書くことが難しくなるんです。
まずは正しいペンの持ち方を改めてチェック!
3本の指で摘むように持ちます。
ポイントは摘んだ指が三角形になるところです。
こうやって正しく持つと、指を動かして文字を書くようになると、書く線も細かい調整ができて、また一歩美文字に近づくことができるんです。
≪指トレ方法≫
正しい持ち方をして、手首を固定して指でペンを押したり引いたりして動かします。
これを何回も繰り替えしていると、指の可動域が広がって、自在に操れるようになるんだそうです。
ペンを前に出したり、引いたりです。手首は動かさずに行うのがポイント。
3.罫線串刺し法
文字を真っ直ぐに書くのも美文字の基本!その練習法が、「罫線串刺し法」。
普通罫線の間に文字を書くんですが、
罫線の3本線を使って、真ん中を中心線と見立てて練習する方法です。
ここが中心線だって分かるので、トレーニングになるんだそうです。
実際に中心線に文字が書けているのかを確認するには、文字の外側を囲んで見ると、よく分かります。
でで、『美文字三原則』を意識して1時間ほど練習をすると、、、先ほどの丸文字さんの字も。。
ここまで改善されたんですが、”結び”がまるまるしているところが惜しい!ってことで裏技が公開されていました!
丸文字改善術!結び修正法
丸文字の人にありがちな、”結び”をまんまるに書いてしまうクセ。。。
これを改善するには、「へ」と「く」を意識すること!なんです。
これだけでキリッとした印象に変わるりますよね。
1時間練習をした結果…
さっきの丸文字さんが、「へ」や「く」を意識したところ、こんなに大人な文字になりました!
こうやって並べて比べると、ものスゴイ改善されたのが分かりやすいですね。
青山浩之さん曰く
「読みやすく伝わりやすい字が書ければ良いんです。」とのこと。
可愛くてまるまるした文字も捨て難いんですが、、大人としてキリッとした文字を書きたいシーンってけっこうありますよね?
なので、可愛い文字もかけて、大人字もキリっと書けて色々なシーンに、色々使い分けができるのが一番です。