先日の「世界一受けたい授業」でやってましたが、お風呂は目的によってその効果を最大限に発揮する温度が決まっているんだそうです。
- ダイエットをしたい時の温度
- 加齢臭を消す温度
- 眠気を覚まして頭をスッキリさせる温度
- スポーツや仕事などの疲れをスッキリさせる温度
これらそれぞれ違う温度のお風呂に浸かることで体調をコントロールすることができると言うのです。
このお風呂の温度で体調をコントロールすることができると提唱していたのは、大東文化大学准教授 温泉医科学研究所 所長の早坂信哉先生でした。
1度の温度差でも効果が違うというので、へぇ~と感心したので、それぞれの効果のある温度をチェックしました。
ダイエットをしたい時の温度
ダイエットしたい時は40度で15分の入浴が良いそうです。
それは、食欲を抑えるのに効果のある温度が40度だからです。
というのも、ぬるめのお湯37~38度だと胃腸の動きが活発になってしまい、逆に食欲が湧いてしまうそうのだとか。
そしてもう一つ条件があって、それは、食事前に入るということ!
ご飯を食べてすぐにお風呂に入ると苦しいって感じたことありませんか?
私たちは食事をすると、胃や腸に血液を集めるのですが、それは消化活動に使うためです。
一方でお風呂に入ると皮膚表面の血行が良くなりますが、それは血流が活性化して全身で流れるためです。
つまり、食後にお風呂に入ると、消化活動がスムーズにいかなくなってしまうことで起こるんだそうです。
だから、食後すぐに入浴するとお腹が苦しいと感じるんですね。
それを踏まえて、このプロセスを逆に、つまり食事前にお風呂に入るようにします。
つまり、お風呂に入って皮膚の表面の温度を上げておくと、胃腸の働きも抑えることができます。
結果的に、食欲も抑えることができるんだそうです。
なるほど~ですよね。
さらにダイエット効果を上げたい時にオススメなのが、お風呂に浸かりながら簡単エクササイズをすることです。
エクササイズと言っても足や肩を動かすだけなので、ものすごく簡単です。
【ダイエット効果を上げるエクササイズ法】
1:肩まで40度のお湯に10分間浸かります。
2:その後、足首の曲げ伸ばしストレッチを行います。
足首を直角に曲げたり、伸ばしたりするだけです。これを2分間行います。
すると血液は上半身まで温めてくれるんだそうです。
3:肩の上げ下ろしをします。
肩を上げたり、下げたりするだけです。
世界一受けたい授業での検証では、赤井英和の娘、赤井沙希さんが実践していました。
食事制限や特別な運動をしなくても、食前40度入浴だけを1週間行った結果、1kgほど減ってました。
大きな数字の変動ではないように感じてしまいますが、元々スリムな方の実践なので効果有りなのでは?と感じました。
食欲があり過ぎて困る!って時に実践してみるのも良いかなぁって思いました♪
次は疲れを取りたいときや、マラソン大会の出場や大きな運動をする時に参考になるお風呂の入り方をまとめています。
→マラソン大会の2日前には42度のお風呂に入ると良い理由