カーテンやカーペット、布団のシーツにクッションなどなど。。。
家の中の大きな洗濯物、大物洗いは梅雨前の今洗っておくことが大切なのだそうです!
・ダニ研究のスペシャリスト”吉川翠”さん
「6月の梅雨に入るとダニは異常発生します。それを防ぐ手段は洗濯です。」
・カビ研究のスペシャリスト”高鳥浩介”さん
「梅雨時の嫌な臭いはカビが原因!カビの数を減らす手段は洗濯です。」
カビやダニが原因で発症する病気もあるようですし、やっぱり大物洗いは今がチャンス!
梅雨は急にやってくるので、毎年チャンスを逃してしまっている我が家。。。
今年こそ梅雨前になんとかしておきたい!
ってことで、洗濯王子が紹介していた、家でできる大物洗いの洗濯方法をまとめておきたいと思います(^∇^)
洗濯王子の本です↓
洗濯王子って?
洗濯王子は”中村祐一”さんといって、長野県で3代続くクリーニング店『芳洗舎(ほうせんしゃ)』のプリンスなのだそうです。
現在28歳という若さですが、子供の頃からお父さんのクリーニング仕事の姿を見て育っているので、スゴ腕クリーニング師だそうです。クリーニング師って国家資格なんですねー。
本もたくさん出版されています。
今は全国でも講演会を開いて自宅でできる洗濯法をあちこちで伝授されています。
カーテンは梅雨前に洗っておくべし!
カーテンは家の中でも大きな面積を占め、ホコリが付きやすいものです。
カビ研究のスペシャリスト曰く、ぎー『ホコリがつきやすい=カビもつきやすい!』とのこと。
さらに窓を開ければカーテンは風にあおられて揺れますよね?汚れているカーテンだとこれはカビを撒き散らしているのと同じなのだそうです!
梅雨になるとそのカビは嫌な臭いを発します。。。(°□°;)
なので、カーテンは梅雨前に洗っておくことが大切なのだそうです。
洗濯王子伝授の正しいカーテンの洗い方
まずはレースのカーテンの洗い方から!
【ポイント1】…洗濯表示を要チェック!
まずはしっかり選択表示を確認することが大切!
例えばこのレースのカーテンについている洗濯表示の意味は?
- 「40」の意味は40度以下の水温で洗いましょうの意味。
- 四角の図は「洗濯機使用可能」の意味。
- “ネット使用”はネットを使用して洗いましょうの意味。
【ポイント2】…予洗いが大切!
そのまま洗濯機任せに洗うのではなく、洗濯機にかける前の予洗いがとても大きなポイントになるようです!
●手順1
40℃以下のぬるま湯を大きな容器に入れ、洗剤を溶かします。
レースカーテンの汚れには以下の洗剤を使用します。
- 弱アルカリ性洗剤(粉末)
- 酸素系漂白剤(粉末)
※最近は液体洗剤が人気ですが粉末洗剤の方が繊維に絡み付いて汚れがより落ちるのだそうですよ!!
【ポイント3】…蛇腹折り
汚れを落としやすいたたみかたが”蛇腹折り”なのだそうです。
横にジグザグに折りたたみ、縦にもジグザグに折りたたんで洗います。
こうすると型崩れもしにくいし、洗剤が全体に回りやすく汚れが落ちやすくなるのだそうです。
●手順2
蛇腹折りにしたレースカーテンを洗剤水に入れて、何度か押し洗いをして汚れを浮き上がらせます。
汚れが目立つところはこすり洗いします。
その後10分ほどつけ置きしておきます。
●手順3
今度は洗濯機に移して、洗剤を入れて「洗い→すすぎ→脱水」といつも通り洗います。
使用する洗剤は
- 弱アルカリ性洗剤(粉末)
- 柔軟剤
●手順4
脱水が終わったカーテンは、いつもかけているカーテンレールにそのまま取り付けて乾かします。
カーテンの重みで自然にシワも伸びます。
次は普通のカーテン。
今回は遮光カーテンの洗い方を紹介していました!
【ポイント1】
遮光カーテンはカーテンの裏側に特殊加工されている布地なので、おしゃれ着用の中性洗剤で洗うのがポイント!
●手順1
レースのカーテン同様、容器に水を張り中性洗剤を溶かします。
●手順2
蛇腹折りにしたカーテンを漬けて、押し洗いを何度かし、10分ほどつけ置きします。
●手順3
レースカーテンと同じく最後は洗濯機で洗いますが、洗濯表示を確認し、こんなマークなら手洗いコースで洗いましょう。
・手洗い(弱)の洗い→すすぎ→脱水
使用する洗剤は
- 中性洗剤
- 柔軟剤
※遮光カーテンではない一般的なカーテンの場合も洗濯表示に従って、洗います。
忘れがちなクッションの中身の洗い方
クッションのカバーは頻繁に洗っていても、中のクッションはなかなか洗いませんよね。。。
でもダニやホコリがたまりやすいし、直接頭皮などにも触れるので、やっぱり梅雨前に洗っておくことが大切!
●手順1…洗濯表示を確認
手洗いの表示になっているので手洗いします。
●手順2…手洗いの場合も予洗いを!
黄ばみなど酷い汚れがある場合は、”酸素系漂白剤(液体)”を黄ばみのあるところに直接塗りこみます。
その状態で10分ほど置きます。
●手順3…押し洗い
洗剤水を作ります。
クッションの黄ばみにもこの洗剤。
- 弱アルカリ性洗剤(粉末)
- 酸素系漂白剤(粉末)
クッションの中≠ェ偏らないように20~30回押し洗いをします。>
その後20分を目安につけ置きをし、それでもまだ汚れが酷いようなら1時間ほどつけ置きします。
●手順4…すすぎ
洗剤水は捨てて、キレイな水を全体に含ませます。
折りたたんで水を切ります。
これを2~3回繰り返します。
●手順5…脱水
洗濯機で、脱水を3分かけます。
●手順6…干す
針金ハンガー2個を使って干します。
クッションの角をハンガーの間に入れて、こんな感じに干します。
これなら特別な物を買わなくても済んで良いですよね(^∇^)
こんなにキレイに黄ばみが取れてました(°□°;)
枕も同じ要領で洗濯できますが、以下のような素材は水洗いできないのでご注意を!
洗濯王子おススメの便利グッズ!
●ハンディ洗濯板(コスコ)
ハンディタイプの洗濯板です。
Yシャツなどの襟元の黒ずみをこすり洗いするのに便利なグッズです。
場所を取らないのが良いですよね。
ハート型のもありました。
●カンガルーランドリーエプロン
カンガルーのようにお腹に洗濯物を入れて運べるエプロンです。
干す時は両手が空くのはもちろん、いちいちしゃがんだりすることなくサッと取り出しつつ干していけるので便利!
●クリップスタイルハンガー
クリップになっているのでどこでも挟んでちょっと干すことができます。
これからの梅雨の季節に良いですね!