秋の旬の魚は?と言えば 秋刀魚 (さんま)ですよね。
スーパーでも美味しそうなのが安くなってきました。秋のサンマ好きです。
でも、いつも適当に焼いてるだけなので、何が正しいのかは知りませんでしたが、今日のはなまるマーケットでは『サンマの正しい塩焼き法』が紹介されていました。
知っているつもりでいたけど意外にしらないポイントもあったので、まとめておきたいと思います。
正しい さんま の塩焼き方法
手順1:ウロコの確認・ウロコ取り
さんまは意外にウロコが残っています。
包丁で尻尾側から頭に向かってこすると取れますので、しっかり取ります。
手順2:水洗い
取ったウロコや汚れ、ぬめりなんかを取り除く為に水洗いをしっかりします。
水洗い後はペーパータオルなどでしっかり水分を拭き取るのもポイント。
手順3:塩をふる
注意したい点は、塩はすり込むのではなくふりかけること!
塩加減はさんま4尾に対して塩が大さじ1ぐらいの量。
なるべく上の方から、全体にまんべんなくふりかけるのがポイント。
手順4:塩をしたら、必ず少し置く
塩をふったら、少しの間置いておくのもポイント!
浸透圧で塩がさんまに入り、さんまの余計な水分が外に出て、臭みを取ってくれます。
※これは他の魚でも同じです!
おいて置く時間の目安は10分ほどです。
その後、さんまから出てきた水分はペーパータオルなどでしっかり拭き取ります。
この水分は魚の臭みなので、しっかり拭き取るのが重要なポイント!
手順5:さんまが大きい場合は切る
さんまが大きいと魚焼きグリルに入らないので、2等分に切ります。
この時むやみに切ると…↓内臓が出てきてしまうので注意!
さんまの腹の中央より少し尾の方に穴があります。
それが肛門なので、肛門あたりから背に向けて斜めに包丁を入れると↓
内臓を傷つけずに切り分けれます。
再度、さんまを並べて、表面だけに軽く塩をふりかます。
手順6:網には裏が上になるように置く
家ではそんなに気にする方少ないと思うのですが、正しい魚の盛り付けは左が頭右が尾になるようにするのが礼儀なんです。
なのでそれをふまえて、魚を焼く時は裏面から焼き、表面を最後に焼いて、パリッと仕上げるようにします。
これはお作法なので、覚えておくと良いかも知れません(^∇^)
手順7:途中ひっくり返すのは1回だけ
何回もひっくり返すと、身や皮がぼろぼろになるので注意!
表面に焦げ目がつくまでじっくり待って、一度ひっくり返して、中まで火を通して、器に盛る!
けっこうどっちでも良いのでは?ってぐらい細かい注意点ばかりでしたが、小さなポイントや基本ををしっかり守って調理すると、いつもと変わらないただのサンマの塩焼きでも本当に美味しく焼けるので、覚えておいて損はないと思います!
魚のおかずに強くなる―本当に必要なレシピだけ (オレンジページCOOKING) | ||||
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