ゼラチンって、お菓子作りに使ったりして、余ってそのまま気づいたら賞味期限が切れちゃっている。。。なんてこと本当によくあることですよね。
でも、ゼラチンってお菓子作りや、去年人気を集めた「ジュレ」作りのように“固める”だけじゃもったいなかったんです。
ゼラチンって、他にも「へえー!そんなに良い使い方あったんだ!」と驚く、全く違う活用法があったんです。
これを知ればもうゼラチンが余ることなんてなくなります!
それどころかきっとゼラチンを買いに走っているはず。
ゼラチンってそもそも何?
そもそもゼラチンとは牛や豚、魚の骨、皮などのコラーゲンを分解したものだそうです。
コラーゲンなので、もちろん美肌効果が期待できるのだそうです(^∇^)
そのコラーゲンは紫外線対策に摂取するのも良いそう!
そしてスーパーで売られているゼラチンはだいたいこの3タイプかと思います。
顆粒タイプ、粉タイプ、板タイプ
この中で一番使いやすいのは「顆粒タイプ」だそうです。
水に溶かさなくても、ふりかけるだけで使えるという初心者向きのゼラチンだそうです。
今回紹介されたレシピも顆粒タイプのものをつかっていました。
ゼラチンメーカー社員の驚きのゼラチンの使い方
さすがゼラチンメーカーの社員さん!
ゼラチンを驚きの使い方をしていました!
ゼラチン使い1:コラーゲン目的
コーヒーに入れる
これだけでお肌に嬉しいコラーゲンが摂取できちゃうのです。
ゼラチン使い2:コク目的
温かい料理に加える。
温かい料理、例えばお味噌汁やうどんなどにそのままふりかけて食べるだけで、まろやかなトロミがついて味にコクが増すのだそうです!
他にもカレーや、ラーメン、スープなどに入れてもコクが出て美味しいそうです。
ゼラチンを加える量の目安は、水分量に対して1%だそうです。
ゼラチン使い3:しっとり目的
粉ものにも使えます
ホットケーキにゼラチンを加えて生地を作ると、しっとりと焼きあがって美味しいのだそうです。
これは、ゼラチンには保水力があるのでしっとり仕上がるのだそうです。
粉なものにも使えるってことなので、他にもいろいろと試せそうです。
ゼラチン使い4:ふっくら目的
なんとご飯を炊く時にゼラチンを加えると、ふっくら炊き上がって美味しいのだそうです!
これもゼラチンの保水力による効果だそうです。
お米の一粒一粒が水を抱え込んだゼラチンにコーティングされるのと、炊けた後はご飯粒内部の水分がゼラチンにコーティングされているので外に蒸発しにくい状態を作るからだそうです。
なのでふっくらさがキープされるんだそうです。
このゼラチン入りご飯は冷凍しても美味しいそうですよ(^∇^)
ゼラチンを加える量の目安は、お米1合につき、1g
ゼラチンを使うと肉汁あふれるジューシーハンバーグに!
人気ブロガー:ちょりママ こと、西山京子さん流ゼラチンの使い方は、ハンバーグに混ぜること。
これもゼラチンの保水力を利用した使い方です。
ゼラチン無しと有りとではこんなにも肉汁の違いがでるんだそうですよ!
《肉汁あふれ出すジューシーハンバーグ》
材料(4人分)
- 玉ねぎ(すりおろし)…1/2個
※西山さん流はすりおろし玉ねぎ。これもジューシーに仕上げるためだとか。 - パン粉…大さじ2
- 合挽き肉…400g
- 卵…1個
- 塩・コショウ・ナツメグ…各少々
- ゼラチン…10g
※ご家庭のハンバーグレシピに加えてもOK!
※お肉400gに対してゼラチン10gほど。
市販のゼラチンの袋入りタイプだと2袋ほど。。
小さじ1杯あたり3gと言われているので、ゼラチンを小さじ3杯ほどを目安にすると良いみたいです。
作り方の手順
- 普通のハンバーグと同じく、材料を全てボウルで混ぜ合わせてこねます。
※玉ねぎはすりおろすと、火を使わなくてすむし、ジューシーになるそうですよ。 - 最後にゼラチンを加えます。
ポイントは、ゼラチンを水に戻さないこと!
顆粒のまま、そのまま振り入れて、タネにしっかりと混ぜ込みます。
これでタネは完成! - 後は形を整えて、フライパンで普通に焼きます。(中火)
ひっくり返して両面に焼き色がついたら、弱火にして蓋をして10分ほど蒸したら完成。
※他にもミートボールや餃子、シュウマイなどにも応用できます。
新感覚!ふっわふわムースでいつもの家庭料理がとってもオシャレに!
とてもゼラチンを使ったように見えませんが、これ、ゼラチンを使ったジュレとはまた違う新しい調味料の形です。
ムース状なので口当たりがとてもよく、食材に乗せて食べれるので馴染みが良いのが特徴だそうです。
ジュレ調味料の進化版みたいです。
この、ピンク色はトマトで出来ているからです。
この材料だけで作っているそうです。
ふわふわムース調味料を使う時の割合はこんな感じ。
ふわふわムース調味料の鉄則
- 液体…250cc
- ゼラチン(顆粒タイプ)…5g
この分量が鉄則です。
いつものお浸しもお洒落に変身♪
見た目だけではありません!作るのもたった2分でできるし、口当たりがまろやかで美味しいそうですよ。
ふわふわめんつゆムースの作り方
使い勝手が良く、合わせれる料理がいろいろあるめんつゆのふわふわムースのレシピです。
作りやすい分量
- ゼラチン…5g
- 湯…50cc
- めんつゆ(2倍濃縮)…100cc
- 水…100cc
作り方の手順
- お湯にゼラチンを加えてよく溶かします。
- ボウルにめんつゆと、水を入れて、氷水のボウルに浮かべ冷やします。
- そこに溶かしたゼラチンを加えて、かくはん機で2分泡立てるだけ!
※すぐに混ぜ始めないと、固まってしまうので注意!
※電動のかくはん機がなくても、ホイッパーでも2分でできます。
ただ、手で混ぜた場合は、2分泡立てた後、冷やし固める時間が1~2分必要です。
ふわふわめんつゆムースの使い方例
いつもの冷奴にかけたり、いつものお浸しなどにかけるだけ。
パーティー使用の料理みたいですね!
天つゆ代わりに使ったら、天ぷらをサクサクのまま食べれるそうですよ。
山芋の代わりにふわふわめんつゆムースを使う、マグロ丼です。
作り方は簡単!
丼にご飯を盛って、その上にマグロを並べます。
その真ん中にふわふわめんつゆムースを乗せ、さらに真ん中に卵黄を乗せます。
後はねぎと海苔をふりかけたら出来上がり。
見た目はほぼ山かけ丼です。
山芋が苦手な人やアレルギーの人もこれなら食べれますね!
このふわふわ感はゼラチンの力がないとできないことだそうです。
ゼラチンの固まる作用で、泡が固まっている状態なので、温かい料理に乗せるとゆるくなって溶け出してしまいます。
でもまた冷蔵庫に入れて冷やすと固まるのだそうです。
ゼラチンって意外にポテンシャル高い!
こうやってゼラチンの特性を知れば、いろいろとアイデアが浮かびそうですよね。
ゼラチンが効く!―ゼラチン=コラーゲン摂取こそが究極のアンチエイジングだった! (別冊すてきな奥さん) | ||||
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