お肉は安い時にまとめ買いして、後は小分けして冷凍。
これが普通になっている家、多いのではないでしょうか?
我が家ももちろんそうです。

でも、その冷凍肉を急に使う時どうしてますか?
電子レンジで解凍しているって人がほとんどかと思いますが。。。ちゃんと解凍できてますか?

加熱ムラ(まだらに火が通ってしまってる)になってませんか?
今の電子レンジには解凍モードがついていますか、あれ使ってますか?時間かかりすぎると思いませんか?

加熱ムラのないお肉の解凍法

そんなお悩みに答えてくれる内容が”ためしてガッテン!”で紹介されていました。

電子レンジの得意と不得意

電子レンジって万能のように思いますが、苦手なことも多いんです。
水の加熱は大得意なんですが、氷の加熱は苦手なんです。

なので、凍った物を解凍しようとすると表面が熱で溶け、そこに水分がでてきますよね?
すると、水の加熱が得意な電子レンジは、そこを集中的に加熱しようとするので、お肉に火が通ってしまって、まだら(加熱ムラ)に解凍されてしまうことになるんだそうです。

なるほどです。

しかも、まだらでも普通に火が通ってくれていればまだマシなんですが、異様に硬かったりするんですよね。
なので、調理しても味がいまいちだったり、食感が最悪だったり。。。

でも、解凍モードを使えば20~30分はかかってしまうので、それは使いたくない。。。

たった4分でふっくら解凍できるワザ!

ガッテン流解凍ワザは、4分あれば200~300gぐらいの冷凍お肉を解凍できるんです。
しかもふっくらと美味しく解凍できます。
フライパンで解凍するので、そのまま次の調理工程になだれ込むことができてなかなかお手軽な場合も。。

準備するもの

蓋がしっかりと閉まるフライパンとお水(70ml)だけでOK。

解凍手順

  1. 凍ったままのお肉を直接鍋に入れます。
  2. 水(70ml)を加えます。
    ※この水が大きなポイントに!
  3. 蓋をして強火で3分加熱します。
    ※蓋は開けてはダメ!
  4. 3分たったら、フタを開けないで余熱で1分放置します。
    ※この蒸らし時間も大切!

解凍できたら、この後は通常通りの調理をして料理を仕上げたらOKです。

加熱ムラのないお肉の解凍法

これだけで、お肉は中までしっかり解凍できています。
お肉の表面の色が変わっていて、一見電子レンジで解凍した加熱ムラのように見えますが、これは大丈夫!
硬くなっていません。ふっくらを保ちながら火が通っているので、味や食感への影響はないようです。

フライパンでふっくら素早く解凍できるメカニズムは?

フライパンで解凍する際に入れる『水』がポイントになっています。
水は加熱すると水蒸気に変わります。
加熱ムラのないお肉の解凍法

この水蒸気が凍ったお肉に触れると大きなエネルギー(熱のようなもの)をお肉に渡して、また水滴に戻るのだそうです。
加熱ムラのないお肉の解凍法

この時の大きなエネルギーを”凝縮熱”と言うらしいです。
加熱ムラのないお肉の解凍法
“凝縮熱”はとても大きなエネルギーなので、どんどんお肉を解凍していってくれます。

しかも戻った水滴はまた加熱されます。
そしてまた水蒸気になり、お肉に触れてドカーン!そして水滴に戻ります。
これを繰り返されることで短時間でお肉の芯まで解凍することができちゃうのです。

しかも蒸気があるのでお肉の表面は乾きません。
なので、電子レンジの加熱ムラよりも全体にしっとりふかふかに解凍ができてしまうってワケなんです。

電子レンジ解凍だと特に加熱ムラになりやすいひき肉でも、この方法ならふっくら解凍ができるんだそうです。
もちろん手羽先やひき肉以外のお肉でも応用可能です!
量は200gぐらいまで。塊のお肉は除きますとのこと。


これ、知っておいたら意外に便利に使えるネタだと思いませんか?
写真はないんですが、さっそくこの解凍法で簡単牛丼を作ってみましたが、きっかり4分で解凍できました!

お肉の解凍と一緒に、玉ねぎやニンニクも一緒に入れて加熱したので、炒める工程無しで済んで、油使わずにすみました。
今回使ったお肉は細切れの牛肉で、、しかもお安いお肉だったので、パサつきを若干感じました。
多分これは、お肉そのものの問題なので、解凍の問題ではないかと思います(^∇^;)

今度はお酒も入れて蒸し解凍すればお安いお肉も柔らかくなるかも?と思いました。
色々自分なりに試せそうです。

でも本当に良いのは、冷蔵庫でのゆっくり解凍だと思いますけどね(。-_-。)
忙しい時の時短ワザとしては最高です。


こんなプレートもあるんですね↓レビューを見ると、欲しくなります!