面倒な『皮むき』。。。なんとかならないの?
を、これで解決できるかも?な『皮むき』技が、あさイチで紹介されていました!
じゃがいもの皮をスルッと簡単にむく方法
じゃがいもの皮をラクに簡単にむく方法を教えてくれたのは、東大卒の理系主婦の内田麻理香さん。
↓本も出されています。
内田さんは実は皮むきがとても苦手。。。なので、科学のチカラで解決しようと考えたのがこのむき方。
名付けて『膨張めくり』というのだそうです。
じゃがいもの膨張めくりの手順
- じゃがいもの土を洗い落とす。
- じゃがいもの中心にグルリと1周切り込みを入れる。
→切り込みの深さは1mmほど。 - 鍋に水を張って、水からじゃがいもを茹でます。
→芯がなくなればOK。 - 熱々のじゃがいもを手で持てるように、氷水で10秒ほど冷やします。
→10秒程度なら中まで冷えません。 - じゃがいもを両手で持ち、切り込みから両側に開くようにすべらすと皮がむけます。
→ゴツゴツの男爵芋も大丈夫。
左:切り込みをなるべく浅く入れます。
右:竹串がスッと通るくらいまでゆでます。
左:氷水に落とします。
右:両手で持って、切込みから開きます。
左右:スルスルっとむけて、ほらっキレイ!
左:皮に身がついてしまいますが…
右:スプーンでこそげ取ると取れるので、無駄にはなりません。
《膨張めくりって何?》
じゃがいもがスルッと簡単にむけてしまう理由は、じゃがいもは加熱すると身が膨張します。
すると皮と身がずれて隙間ができます。
そして、あらかじめ入れておいた切り込みからズレるので、引っ張るとスルッとむけるのです。
《じゃがいもの皮むきのおまけ》
Q:水から茹でるのを電子レンジで加熱してはダメ?
A:あさイチスタッフが試したところ、うまくいきませんでした。
でも視聴者FAXの情報によると、電子レンジでもできますよ、とのこと。
→電子レンジで片面3分ずつ加熱して、氷水につけるとできる。
(途中でひっくり返すようですね。)
だそうです。試してみてください。
里芋の皮をスルッと簡単にむく方法
里芋もじゃがいもと同じ、『膨張めくり』で簡単にむけるそうです。
里芋の膨張めくりの手順
- 里芋の土を洗い落とす。
- 里芋の中心に十字に切り込みを入れる
→切り込みの深さは1mmほど。
→里芋の場合皮が厚いので切り込みは十字に入れるとむけやすくなる。 - 鍋に水を張って、水から里芋を茹でます。
→やや芯が残る程度(6割の茹加減)に茹でる。完全に茹で上げると崩れやすくなります。 - 流水にさらしながらむきます。
→冷やしながらでないと熱いので注意! - 十字に切り込みが入ったところから引っ張ると、スルッとむけます。
左:十字に切り込みをぐるりと入れます。
右:茹で上がったら、水を流しながら、両手で里芋を持って、十字切込みから開きます。
左右:パカッとキレイにむけました。
にんにくの皮をスルッとむく方法
これも理系主婦のさん伝授のむき方です。
にんにくの簡単皮むき技手順
- にんにくの根元を5mmほど切り落とします。
- 電子レンジ(600w)に10秒かける。
※電子レンジによって加熱時間は異なりますが、長くかけるとはじける時があるので注意! - 指先で身を押し出すだけで、簡単に皮がむけます。
※にんにくは何個か一緒にかけるよりも1個ずつ電子レンジにかける方が良いみたいです。
左:根元5mmは切り落としておきます。
右:過熱したにんにくを押さえると…
ピュッと飛び出してきます。
《にんにくがスルっとむける理由》
電子レンジにかけると、にんにくに含まれている水分が加熱されて水蒸気になります。
その水蒸気がにんにくの薄皮を押し上げて、隙間ができるため向きやすくなるそうです。
《にんにくの皮むきのおまけ》
あさイチの視聴者さんFAXより、
→同様に根元を切り落として、そのまま水につけておけば皮がむけます。
とのこと。。。
この内容のFAXが何通かきたようです。
こっちの方が簡単そうなので、試してみるのも良いかも?
イカの皮の簡単なむき方
イカの皮むきは本当に厄介です。
ぬるぬるで滑るし、指先に力いるしで、けっこう大変。。。なので丸ごと買うの避けてます。。
でも、このやり方ななら、大きく力なくむけるのだそうです。
《イカの皮をすんなりむく方法》
足と内蔵を外したイカを、バットに入れ、酢をかけます。
片面1分半ずつ両面漬けおきます。
→両面で3分です!これ以上長く漬けると酢の味が染み込んでしまうので注意!
これでスッとむけるようになります。
《イカがすんなりむける理由》
酢に漬けるとたんぱく質が変化して接着が弱まり、はがしやすくなるそうです。
ドリンクの金属フタを使えばスルスル極薄でむけるんです
このフタ!今度手に入ったらとって置きましょう。
これ、けっこう活躍してくれるみたいです。
このワザは女子栄養大学(助教/管理栄養士)の浅尾貴子さんでした。
女子栄養大学 あさおたかこ先生の一生太らない朝ごはん (簡単でおいしい! 101レシピ) | ||||
|
《生姜の皮を簡単にむく方法》
生姜は香りが命ですよね。
でもその香り成分は皮の近くにあるので、皮を厚くむくのはもったいないのです。
でも生姜はデコボコしていてとってもむきにくい。。。というお悩み解決にはコレ!
皮むきの秘密兵器?!ドリンクの(金属)キャップです。
キャップのこの縁を使えば、皮を薄くむくことができます。
セロリの筋取りも簡単にできます。
他にも、アスパラの根元の皮も薄く向けるので便利。
《生姜の皮むきのおまけ》
あさイチの視聴者さんFAXより、
→アルミホイルをクシャクシャとしたものでこすると皮が簡単にむけます。
とのこと。
使いやすい方でやると良いかも知れません。
新鮮卵のゆで卵をスルスルむく方法
新しい、新鮮な卵をゆで卵にすると、薄皮が剥がれなくて、ゆで卵がぼろぼろになってしまいます。。
これ、けっこう残念ですよね。
でも、これも今日で解決です!
割り箸などで、卵の底(卵の尖ってない方)コンッと当てて、ヒビを入れます。
《ゆで卵がすんなりむける理由》
そもそも、新鮮な卵で作るゆで卵がむき難いのは「二酸化炭素」に原因があるそうです。
新鮮な卵の白身には二酸化炭素が多く含まれているんです。
そして加熱されるとこの二酸化炭素からガスが発生し、どんどん白身が膨らみます。
すると、殻の内側にある網目状に張り巡っている”薄皮”にビッチリとくっ付いてしまうのです。
この状態で白身が固まってしまうことで、殻がむけにくくなるんだそうです。
でも底にヒビを入れておくと、そこから二酸化炭素が出てくるので、白身の膨張を抑えることができます。
すると、茹で上がったゆで卵がスルスルむけやすくなります。
そして、卵の底に穴をヒビを入れても、中身はほとんど出てきません。
卵の底には気室と呼ばれる空気の部屋があって、そこにヒビを入れても、薄皮をキズつけないので、中身がでてくることもないそうです。
《ゆで卵のむき方のおまけ》
あさイチの視聴者さんFAXより、
→割り箸ではなく、押しピンで穴を開けれます。
とのこと。
お好みでどうぞ^^