季節の変わり目に達人が教える!カラダいたわりレシピ(テレビ朝日・2010年9月5日放送)の続きです。
季節の変わり目に感じる体の不調その2:食欲がわかない
残暑が続くこの季節の変わり目(9月)には 大好物のはずなのに箸がすすまないと、食欲がなくなることってありませんか?
そんな時、食欲アップに効果を発揮してくれるのが、 『香り成分』なんだそうです。
食欲というのは、脳の働きと密接に関連しているので、暑苦しいなどというストレスの多い環境下では食欲がわかなくなることが多いのだそうです。
ストレスがかかることで、脳から出される”指令伝達物質”が減ってしまい、カラダの反応が鈍ってしまうことになるのです。
カラダの反応とは、胃や消化器官の働きもで、「胃液を出す」「胃液を分泌させる」といった、食べ物を受け入れる準備ができなくなってしまうことにつながるのです。
そんな時、”香り”のある料理や見た目に美しい料理などで、嗅覚や視覚を刺激して、食欲をコントロールすることができるようなんです^^
特に強い香り成分を嗅ぐことで、脳は刺激され、”指令伝達物質”が出され、 食欲がわき、消化器官の準備も整うのだそうですよ^^
香り成分以外では“酸味”も脳を刺激して食欲増進効果が期待できるようです。
そんな”香り””酸味”で食欲アップさせてくれるいたわりレシピを紹介してくれたのは、梅沢富美男さんと福田充徳(チュートリアル)さんです!
さばカレーうどん
福田充徳(チュートリアル)さんのレシピです。
材料(2人分)
- サバ…2切
- 酒…50cc
- おろしショウガ…小さじ1
- 塩…少々
- ピーマン…1個
- 赤ピーマン…1個
- たけのこ水煮…1/4個
- セロリ…1/3本
- うどん…2玉
- しょうが(スライス)…4枚
- カレー(レトルト・辛口)…200g
- めんつゆ…200cc
- 水…100cc
- 油…大さじ1
- 水溶き片栗粉…適宜
- 長ネギ…1本分
- 大根おろし…適宜
- すだち…適量
- 三つ葉…お好みで!
作り方
- 下準備
- サバに塩・酒・おろしショウガで下味をつけ、しばらく置いておく。
- 野菜、ピーマン・赤ピーマン・たけのこ・セロリをそれぞれ千切りにしておく。
- 長ネギは5~6cmの長さに切り分けて、こんがりと焦げ目がつく程度に焼いておく。
- うどんは茹でて、水に落としてしめておく。
- 1のサバに片栗粉をつけ、フライパンで皮目から焼いて、両面こんがりと焼き、お皿に取り出しておく。
- フライパンに油をひいて、1の千切りにした野菜、ショウガ(スライス)、を炒めていく。
- 野菜に火が通ってきたら、めんつゆ・カレー(レトルト)・水を加え、5分ほど煮込み、水溶き片栗粉でトロミをつける。
最後に2のサバをフライパンに戻し、軽く和える。 - 器にうどんを盛り、上にサバを乗せ、上からあんかけをかける。
1の長ネギ、大根おろし、三つ葉、すだちを添えて出来上がり。
パリパリごぼうと豚肉のコチジャン炒め
梅沢富美男さんのレシピです。
材料(4人分)
- ごぼう…4本
- 揚げ油…適量
- 豚もも肉…200g
- ズッキーニ…1本
- にんにく(みじん切り)…1片
- ごま油…適宜
- コチュジャンダレ
- コチュジャン…大さじ2
- 砂糖…大さじ2
- 酒…大さじ2
- しょうゆ…大さじ1
作り方
- ゴボウの皮はこそげ取り、ピーラーで薄切りにする。
- 揚げ油を170℃ぐらいに熱して、薄切りゴボウを素で揚げる。
※水気をしっかり取っておきましょう。
※よそ見をするとすぐに焦げるので注意!
ゴボウは焦げてしまうと、苦味が出てしまうので要注意なのです。
※軽く色づいたら、後は余熱で火が通るので、網にあげておく。
- コチュジャンダレの調味料を合わせておく。
- フライパンにごま油をひき、にんにくを入れ、香りを出す。
そこに、豚肉を入れて、火が通ったらズッキーニを加えて炒める。
軽く炒めたら、3を加えてザッと混ぜ合わせる。
そこに、揚げたゴボウの2/3量だけを加えて、全体を和える。 - 器に盛り、上から残りの揚げゴボウを乗せたら出来上がり。