3種類の発酵食品と食物繊維で腸内環境を整えるシリーズ3回目。
「みんなの家庭の医学」で料理研究家の奥薗壽子さんが紹介していた料理です。
一回目と二回目はこちら。
今回は、夏バテで弱り切った胃も復活させる一品、「酒かすキムチ煮」です。
酒かすキムチ煮 レシピ
材料(2人分)
- 玉ねぎ…..1/2個
- しめじ…..1パック
- トマト…..1個
- 昆布…..1cm × 10cm 1枚
- にんにく…..1かけ
- 酒かす…..50g
- 水…..大1
- 豚肩ロース…..150g
- 白菜キムチ…..100g
- チーズ…..50g
- 青ネギ…..適量
- 酢…..少々
- みりん…..少々
- 醤油…..大1
- 水…..100cc
- ゴマ油…少々
発酵食品は、チーズ、キムチ、酒かすです。
食物繊維は玉ねぎ、トマト、しめじ、酒かす、キムチ。
酒かすは、麹菌を豊富に含む発酵食品で、食物繊維も豊富なんです。
たった50gでレタス半玉分もあるんです♪
作り方の手順
- 耐熱容器に酒粕をちぎり入れて、水(大1)を加える。
- ラップをせずに電子レンジで30秒加熱。
- 柔らかくなった酒かすを混ぜ合わせてペースト状にする。
- 玉ねぎ、トマト、豚肩ロースを一口大カット、しめじは石づきをとって切り分ける。
- 昆布をハサミで細かく切り、土鍋に入れる。
- 土鍋に火をかける前に、具材の半量(トマト、玉ねぎ、豚肉、キムチ、しめじの順に)を入れ、にんにくをすり下ろす。
- 残りの半量を同じように重ねていく。
- ペースト状にした酒かすを入れる。
- 水(100cc)を加え、フタをして中火で10分ほど煮込む。
- 10分煮たら一旦フタをあけ、酒かすをしっかり混ぜる。
- 醤油、お酢、みりんで味を整え、最後にチーズを加える。
- 仕上げに青ネギ、ゴマ油を回し入れて出来上がり。
ポイントですが、まず、スーパーで手に入りやすい酒かすは板状のものが多いですよね。
それはそのままだと溶けにくくて混ざりにくいので、先にペースト状にしておくことで、料理に使いやすくなります。
そして具材は火にかける前に入れるのですが、焦げ付き防止のために水分の出やすいものから順に入れるのがポイントです。
また、入れる時は半量ずつ入れていますが、このように重ねて煮ることで、お肉同士がくっつきません。
旨みが混ざってイイ感じになるので、手を抜かずにやりましょう^^
酒かすは火をかける前の最後に入れていますが、入れるタイミングもポイント。
酒かすって、その独特の香りが苦手な人も多いですが、火をかける前に入れることで、ニオイが煮ている間に飛んで、酒かすの独特な旨みだけが残ります。
これで食べやすくなりますよ^^
腸内環境を良くするには、発酵食品を、1種類だけでなく数種類食べること!
なのだそうです。
上手に組み合わせて食べたいですね^^