夏にたっぷり食べたい野菜ナンバー1は、個人的にゴーヤーなんです。
強い紫外線から受けたダメージを和らげてくれるからです。
1本のゴーヤーにはビタミンCが、なんとレモン8個分!
しかもビタミンCは通常壊れやすいので、しっかり摂取するのが難しいのですが、ゴーヤーのビタミンCは、でんぷんに包まれているので壊れにくいんです。
調理前と調理後のビタミンCの量はほぼ変わりません。
他にもゴーヤーのあの苦み!
あれが体に効くんです。
【ゴーヤーに含まれている苦み成分と働き】
- 『モモルデシン』…血圧を安定させる・食欲増進、胃の調子を整える
- 『チャランチン』…血糖値を下げる・コレステロール値を下げる
生活習慣病予防にも良いんですねー。
とは言っても、ゴーヤーのレパートリーってそう多くはないのです。。。
ってことで、はなまるマーケットで紹介されていたゴーヤーのアイデアレシピをまとめておきたいと思います。
グリーンスムージーならずゴーヤースムージー
免疫力アップ、美肌効果抜群!ってことで、グリーンスムージー、今大人気ですよね。
そのグリーンスムージーをゴーヤーでも作れるんです♪
沖縄のジューススタンドでは定番のパイナップルとバナナをプラスすれば、苦い苦いゴーヤーもあっさりすんなり飲みやすいスムージーになるんだそうですよ。
ちなみにパイナップルにもビタミンC!
バナナにはポリフェノールが含まれているのでさらに美肌効果アップ♪
そしてバニラアイスを入れるとより苦みを和らげてくれるんだそうです。
もっとあっさり飲みたいって人はヨーグルト(150g)で代用してもOK。甘みはお好みではちみつを~。
※バニラアイスやヨーグルトのような乳製品には、ゴーヤーの苦みを包み込んでくれる働きがあるそうです。
材料(2人分)
- ゴーヤー…1/4本
- パイナップル…1/5個(100g)
- バナナ…1/2本
- 氷…4個
- バニラアイス…100g
作り方
- ゴーヤー、パイナップルはざく切りにします。バナナは適当に!
- ミキサーをかける
ミキサーに、ゴーヤー、パイナップル、バナナ、バニラアイス、氷を入れてスイッチon!
※氷が砕けるミキサーを使用しましょう!
ゴーヤーは棒切りで♪ 肉巻きゴーヤーの作り方
棒切りゴーヤーで新食感を楽しめるという、豚と棒切りゴーヤーの肉巻!
棒切りにすることで、他の食材との絡みが良くなって、さらに歯ごたえが良くなるので、おすすめなのだそうですよ。アスパラ感覚で使ってる感じのようです。
棒切りは、ワタを取ってタテに二等分。
横に二等分して今度はまたタテ切りで棒状に切ります。
材料(4人分)
- ゴーヤー…1/2本
- 豚ロース…250g
- ショウガ…50g
- 片栗粉…適量
- 酒…大さじ2
- マヨネーズ…大さじ2
- しょうゆ…大さじ2
作り方
- 下準備。
ゴーヤーはワタを取り、タテに2等分にして、さらに横に2等分にしたら、長いバージョンの棒切りにします。
ショウガは千切りにします。 - お肉でゴーヤーを巻く。
バットに豚ロース肉を隙間なく広げて、長い棒切りにゴーヤーを乗せて、クルクルッとお肉でゴーヤーをしっかり巻きます。 - 片栗粉をまぶす。
巻いたゴーヤに型崩れを防ぐために片栗粉を軽くかけておきます。 - 焼く。
フライパンに油を敷いて熱して、(2)の肉巻ゴーヤーを中火でフタをして焼いていきます。
※時々裏表を返しながら! - 味付け・仕上げ。
酒、マヨネーズ、しょうゆを加えて味付けをして、全体によく絡め、中まで火が通ったらでき上がり。
ショウガの辛み成分が新陳代謝をアップさせて、豚肉のビタミンB1が疲労回復に役立ってくれ、その上ゴーヤーの苦み成分の生活習慣病予防効果に、そして壊れにくいビタミンCがしっかりと体に入り、紫外線で酸化してしまいがちな体をリセットしてくれます♪
これは嬉しいメニューですね(^∇^)
ゴーヤーの苦みと相性抜群の食材は『カツオ節』
苦みを研究している先生の研究結果によると、ゴーヤーの苦みを低減してくれる相性抜群食材は『かつお節』だそうです!
かつお節をプラスすることで、ゴーヤーの苦みはなんと10分の1に!!
かつお節の中にはイノシン酸やグルタミン酸という旨み成分が大量に含まれています。
それらが苦みを和らげてくれるということが科学的にも証明されたんですね。
ゴーヤーのチャンプルーにかつお節がたっぷりかかっているのも沖縄の人が感覚から苦みを和らげてくれることを知っていたんでしょうね。
ゴーヤーチャンプルーの作り方を改めて学ぶ!
材料(2人分)
- 豆腐…150g
- 豚肩ロース…150g
- ゴーヤー…1本
- 塩…ひとつまみ
- しょうゆ…小さじ1
- 泡盛…小さじ2
- 卵…2個
- かつお節…適量
作り方
ゴーヤーチャンプルーを作る極意は、材料を入れる順番にあるのだそうです!
まずは豆腐から炒めるべし!
です。
- フライパンを熱する→油を加えてさらに熱する。
- 次に水気を取った豆腐を手でちぎりながらフライパンへ!
ジュジューっと良い音がたちます。 - 今度は豚肉を加えて炒めます。
- 次にゴーヤーを加えてザッと炒め合わせ、塩をひとつまみ、しょうゆ、酒を加えて味をつけます。
- 溶き卵を回りから流し入れます。
普通ならここですぐにかき混ぜしまいがちですが、しばらく手をだしません。まず「蒸す」のです。これはふんわりさせるためです。
卵の周りが固まってきたら、全体をまぜます。 - 器に盛って、最後に上からかつお節をかけたらでき上がり!
※泡盛は、お酒や焼酎で代用できます♪
こうして先に豆腐を炒めることで水分を飛ばして、水っぽく仕上がるのを防ぐことがあできるんだそうですよ♪
沖縄では普通の島豆腐という木綿豆腐よりも固い水気の少ない豆腐を使うんですが、こっちではないので、木綿豆腐をあらかじめしっかり水気を取っておきましょう!
ゴーヤーのワタと種のパワーを食べる!ゴーヤのワタと種の天ぷらレシピ
ゴーヤーにはビタミンCが豊富に含まれていますが、そのほとんどはワタと種に含まれているのだそうです。。。残念。。
でもワタも種も調理できるんだそうですよ!
材料(2人分)
- 豆腐…150g
- 豚肩ロース…150g
- ゴーヤー…1本
- 塩…ひとつまみ
- しょうゆ…小さじ1
- 泡盛…小さじ2
- 卵…2個
- かつお節…適量
作り方
- 天ぷら粉を作る
ボウルに天ぷら粉を入れて、だし汁を加えて、塩、コンソメスープの素を加えて、泡立て器でま混ぜ合わせます。
※沖縄の天ぷらは衣に味をつけて、そのまま食べるのだそうです。 - 揚げる
ゴーヤーのワタと種をそのまま天ぷら粉をつけて、低音(120度)の油でゆっくりと揚げていきます。
※油に入れた瞬間ジャジャーっと音がしない程度が良いのだそうです。
5分ほどしっかりじっくり揚げているとほんのり衣が色づいてきたら、取り出します。
このゴーヤーのワタと種の天ぷらは、苦いどころかフルーティーな味すらもするとか!
苦くはないけど、味も分からないって意見もありましたが。。。(。-_-。)
インド流ゴーヤーの使い方!ゴーヤーカレーの作り方
ゴーヤーの原産地はアジアの熱帯地方なので、よく使われている食材なのだそうです。
特にインドでは家庭料理に欠かせないのだそうです。
インドでのゴーヤーの使い方はちょっと驚きです。
なんとゴーヤーのあのイボイボ(皮部分)をピーラーで取って使うんです。
インドでは皮をむいて、中の種は取らないで食べるのだそうです。
材料(2人分)
- ゴーヤ 2本
- タマネギ 2個
- トマト 1と1/2個
- 塩 小さじ1/2
- チリパウダー 小さじ1/2
- パプリカ粉 小さじ1と1/2
- バター 10g
- ガラムマサラ 小さじ1/2
作り方
- ゴーヤーの下準備
ゴーヤーは皮をピーラーで薄く剥き、種やワタごと2?3cmの輪切りにして、ボウルに入れて、塩をふりかけ揉み込んでおきます。
水が出てきたら、水切りをし、しっかり水気も拭き取ります。 - 揚げる
油を170度ぐらいに熱して、(1)のゴーヤーを素揚げます。
10分ほどすると、茶色くカリッとなるので油から上げます。 - 炒める
今度はフライパンで(2)のゴーヤー、玉ねぎ、トマトに塩、香辛料を加えて一緒に炒めます。
同じ食材でも本当にいろんな使い方があるんですねー。