じゃがいもは穀類と野菜の特徴を合わせもっている食べもの。
主成分はでんぷんで、特徴は加熱しても残るビタミンCだと思います。
じゃがいも100g当たり35mgのビタミンCが含まれています。
これはさほど多くない量のようです。
実際、冬取りのほうれん草でビタミンCは60mgなので、比べると半分程度なのです。
でもじゃがいもを水煮した後のビタミンC量とほうれん草の茹でた後のビタミン量で見てみると。じゃがいものビタミンCはなかなかすごいですよ~。
水煮後のじゃがいものビタミンC量⇒21mg
水煮後のほうれん草のビタミンC量⇒30mg
上のような結果になるみたいです。
じゃがいもはおおよそ6割のビタミンCが残っているのにほうれん草は半分にまで落ちてしまうんですねぇ。
夏取りのほうれん草はもともとビタミンCが20mgしかないので、季節による変動が少ないじゃがいもは安定してビタミンCを摂ることができる野菜なんですね。
これはでんぷんがのりのような役目になって、ビタミンCを包み、水に流れたり、壊れたりするのを防いでくれてるからなのです。
多分、電子レンジで熱を加える方がビタミンCはもっと残るのかも知れないですね。
でもでもやっぱり茹でた方がホクホクした感が良い具合やと私は思うんですけどね・・・。
電子レンジの場合もまた調べてみたいです。