トマト3
「トマトが赤くなると医者が青くなる」とい言われているほど、
トマトにはさまざまな効能があります。

トマトの栄養については普通に知ってるつもりでしたが、きちんと調べてみたらまだまだ知らない栄養や効果がたくさんありました。

例えばトマトと言えば「美容に効くリコピン」ってくらいの知識はありましたが、正確にはこのリコピンにはどんな働きがあるのかまでは知りませんでした。

野菜の栄養を知れば、毎日の料理も、なんか変わるんですよね。
本当に作りがいができ、楽しくもなり、そして健康にもなれちゃうんですから、ぜひ、知って得して下さいね。

トマトに含まれる栄養

トマトの栄養価は

  • ビタミンA…..粘膜を強化、ガンの予防効果など。
  • ビタミンB6…..脂肪の代謝を円滑にする働きなど。
  • ビタミンC…..風邪の予防、美白、コラーゲンの生成など。
  • ビタミンH・ビタミンP…..相乗効果を発揮し、細胞と細胞をつなぐコラーゲンを作ったり血管を丈夫にする働き。

と、ビタミン豊富な野菜です。
しかしビタミンだけではありません。
効能と合わせて紹介します。

血圧を下げるカリウム

トマトにはカリウムも含まれています。(多くの野菜にも含まれていますが…)

カリウムの働きは体内のナトリウムを排泄してくれることです。
これは血圧を下げる効果があるのです。
なので高血圧の方にはトマトジュースは効果的だと言われてますが、市販の塩分が入っているのは逆効果なので注意したいです。

トマトに含まれるルチンの働き

蕎麦に多く含まれると言うルチンですが、トマトにも含まれています。
そのルチンとはポリフェノールの一種だったんですね。

働きは活性酸素を除去し、酸化防止作用があります。
さらに、毛細血管を強くしたり、血圧を下げたり、糖尿病を予防するなど、様々な働きがあります。
欧米では血管を強化する効果が認められ医薬品としても使われているそうですよ。

そしてルチンはビタミンCがコラーゲンを維持する働きを助けてくれたりもします。

そしてそして、アレルギーの方にはルチンは強い味方になるかも知れません!

ルチンはアレルギー反応を引き起こすヒスタミンの分泌速度を遅らせるため、アレルギー治療薬として利用されているからです。
アレルギー対策としてもトマトは摂りたい食物になりました。

なんと言っても、トマトと言えばリコピン!

医者を青くするほどのトマトの赤色の素、リコピン(リコペンとも言います)。
このリコピンの働きは老化の原因と言われている活性酸素を退治してくれるということ。
だから「トマトは美容に良い」と言われているんですね。

リコピンは更に、最近の研究でも「がんなどの活性を抑える抗酸化作用」や「子宮がん、乳がん、肺がんの抑制効果はベータカロテンを上回る」と言う実験結果、さらに「前骨髄性白血病細胞の成長の抑制」や「悪玉コレステロールを抑制する効果」、「抗アレルギー効果」などにも期待できることが分かってきたらしいのです。

ちょっと難しい名前の病気も入ってきてわかりにくいかもしれませんが、リコピンの働きには大いに期待できるって訳なんです。

そんなリコピンなんですが、もっと効率よく摂る方法があるのです。
それが加熱だったんです。

そしてトマトには、あまり市場には出回らない「加工用トマト」と、一般に売られている「生食用トマト」があるのって知ってましたか?

私はそんな分け方をしてるなんて知らなかったんですが、加工用トマトの方が生食用トマトに比べて、リコピンの量が3倍らしいのです!

そんな内容を次にまとめたいと思いますので、良かったらどうぞ~。
トマトのリコピン 効率の良い摂り方