お茶の茶葉って、実は料理に使えるんですよね。
こんな本がありました。
うちはとってもお茶好き夫婦なんです。
中でも中国茶が大好き。
一言で中国茶と言ってもお茶大国と言われている中国なので、たくさんの種類のお茶があります。
そのたくさんの種類の中で、今一番お気に入りなのは岩茶です。
最近は色々出回っているので、知ってる方もたくさんおられると思います。
岩茶は烏龍茶の製法と同じ「青茶」という種類に属するお茶ですが、名前の通り、武夷山という岩山に生息する茶樹から取れるお茶なんです。
岩にお茶の木があるなんて、珍しいですよね^^
岩茶の特徴は岩韻。
一口飲むと飲み込んだはずのお茶の香りがもう一度鼻に立ち上ってくるような深い香りのことです。
その岩韻がたまらないんです^^
美味しさや香りだけでなく、身体も温めてくれるお茶なんです。
鉄分もたっぷりなんだそうです。
今日はそんな岩茶を使った炊き込みご飯を作ってみました。
このレシピは先ほどの「茶葉料理76」から、自分の作りやすい食材に変えて色々試して作ったレシピです。
豚は沖縄のお義母さんが作って冷凍し、送ってくれたラフテー(味付き)を使いました!
(ラフテーじゃなくても、薄切り豚肉で作れます)
有本香さんの本によると、「お茶には、カラダに有効な成分が多く含まれています。
でも、その7割は水に溶けない。
つまり、
ふつうにお茶を飲むだけでは、有効成分の多くを茶殻として捨てている
そうなんです。
うちは毎日のようにお茶を飲むので、これは本当にもったいない!
と思って、たまには茶殻を利用してみようと思います。
お茶に含まれている身体に有効な成分はまた今度まとめます。
きのこと豚のお茶ごはんレシピ
材料
- 烏龍茶の茶葉………………5g
- 水……………………………800cc
- ラフテー……………………4~5枚
(又は薄切り豚肉100gほど) - きのこ類……………………120g
(今回はしめじ・しいたけ・まいたけ等使いました) - 米……………………………2合
- 青じそ………………………4枚
- 塩・胡椒……………………各少々
- 調味料
- 酒……………………………大2
- 砂糖…………………………小さじ1
- しょうゆ………………………大1
作り方
- 鍋に水を沸騰させて、茶葉を入れ火を止めてフタをし、3~4分蒸らす。
- お米は洗って、ザルに上げておく。
- きのこ類は食べやすい大きさに切る。
ラフテー又は豚肉もほどよい大きさに切る。 - 鍋に1のお茶を300ccほど入れて、ラフテー・きのこ類を加えて沸騰させる。アクは取り除く。
(豚肉の場合は軽く塩して先に炒め、色が変わったら1のお茶300ccを入れ、きのこ類も加える。) - 調味料を酒から順に加えて、少し煮、あら熱をとっておく。
- 炊飯器に2のお米と5の具材を汁ごと加え、2合のメモリより少し多めに1のお茶を足して、塩・胡椒し、軽く混ぜて炊く。
- 炊き上がったら、きるように混ぜて器にもり、千切りにした青じそを上に添える。
少し薄味になってますので、お好みに合わせて下さい。
ただ、味が濃すぎるとお茶の風味が消えてしまうかも知れないです。
茶葉ごと一緒に炊いた方が風味が増します。
農薬の心配のある茶葉の場合はオススメしません…。
良い茶葉を買いましょう♪